いつ朽ち果てるか気になって仕方なかったチェーンスライダーが、ついに限界を迎えた。
LANZAのチェーンスライダーは本来、スイングアームの上面、側面、下面をカバーしているのだが、御覧の有様(((><)))
とりあえず状況を確かめるべく手で触ってみると、あっさり取れてもうた!
どうやらチェーンで押さえられて、かろうじてその体を保っていた様だwww(固定されていなかった模様)
唯一の固定箇所であった側面部分は、もはや機能を果たしていないので取り払う。
残骸・・・
チェーンスライダーはチェーンがスイングアームに干渉して、削らない様に保護するのがお仕事。
別に無くても問題ないが、音がうるさいとか火花が散って引火するとかスイングアームがもげるとか色々問題が(ゴニョゴニョ
しかし! 純正部品は結構高価、しかも絶版車のパーツは年を追うごとに高騰orz
てことで適当な材料で自作することにした。
純正チェーンスライダーが保護していた箇所は約180mm
ガラクタ箱にあった厚さ5mmのゴム板を180mmにカットし、スイングアームとチェーンが干渉する箇所の形に合わせて加工(台形)
エッジを削り、チェーンが引っ掛かりにくい形状に加工。
仮置きしたところ、なかなかいい感じ♪
固定方法は、シンプルにスイングアームにネジ止め。
位置を決めてゴム板に穴加工。
ネジ頭が出っ張らないサラネジを使うので、ゴム板のネジ穴にサラモミ加工。
ドリルでスイングアームに穴をあけ、M5タップ加工。
後ろ側のネジ穴は手持ちのドリルで加工出来たが、前側はドリルが入る隙間が狭いのでコーナードリルで加工する。
チェーンがドリルのキリと接触しない様にインシュロックでチェーンを逃がしておく。
コーナードリルで穴あけ後、M5タップ加工。
スイングアームの加工完了(^^\
念の為、ゴム板の裏側に強力両面テープ(100均)を貼っておく。
仕事が雑過ぎる(((><;)))
スイングアームを入念に脱脂し、ゴム板を貼りつける。
そしてサラネジで固定(SUSネジ)
後方からゴム板とチェーンラインが一致していることを確認して作業完了!
とりあえず近所を試走してみることに。
念の為チェーンルブ(オイル)はいつもより若干増量w
多少荒っぽく加減速してみたが問題なし!
走る前、ゴムが焼けて臭くなるかな?と思っていたがそんなことはなかった。
そもそもチェーンルブで滑るので、きちんとメンテしていれば問題ないと思われる。
いずれ問題が出たら材質を変えるなりして対応すればよかろう(^^
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COMMENT
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ブッシュガード、チェーンスライダーと、COSさんならではのDIY。毎度のことではありますが、目から鱗です。
これからも、どんどん、この手の記事を楽しみにしています。
オスマン・参考
こんばんは!
最近は走ることよりも、如何にLANZAを温存させるかが重要項目となっている気がします(^^;
パーツ供給が終了しても代用品で凌げる様模索するのは楽しいですが、どんどん安っぽくなっているのも事実です(笑
DIYとは名ばかりの人柱的なネタばかりですが、よろしければ参考にしてみて下さい(^^b