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DARKSIDE AREA~第三章 COSの細道

「動」から「静」へ・・・そしてまた「動」へw  細々と綴るテケトー日記  Since2014.04~

   

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LANZAのクラッチケーブル交換と延命措置w

注文してあったクラッチケーブルその他もろもろのパーツが届いた。

17年選手のLANZAも定期的にメンテしてやらないとね(^^b

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ここ最近ひどくなってきたLANZAの持病、オイルのお漏らし(((><)))
放置しておくと二次エアを吸って焼きついてしまうのでさっさと修理してしまおう。
旧エンジンで作業実績もあるし。

載せ替えた中古エンジンの走行距離は不明だが、漏れているからには交換せねば。


エンジン左側のダイナモカバーを外す。
クランクに直結したフライホイール(写真左)がダイナモカバーにくっついてるコイル(写真右)の回りを周って発電する仕組み。


理科の授業で「モーターに豆電球を繋いでモーターの軸を回すと豆電球が光る」と言う実験をしたのを覚えているだろうか?
あれが原理でござる。

他のバイクも車も自転車のライトも発電所もみんな同じ原理。
コイルの同軸上で鉄の塊を回すと電気が発生するのだよ(フッフッフッ

話が逸れたので元に戻そう・・・

この持病を前提としているのか、ダイナモカバーにはオイル排出用の溝が切ってある。
ここから漏れたオイルが地面に恥ずかしいシミを作る。
明らかにここからオイルが漏れてるねorz


オイル漏れの原因となるパーツは「クランクシャフトオイルシール」
確認するまでの工程は長く、まずはこのフライホイールを外さなければならない。
しかし当然ながら、クランクと直結しているのでボルトを緩めようとしても共回りして外すことが出来ない。


通常、専用工具「シーブホルダー(だったかな?)」が必要。
だが、ホムセン用品で代用することが出来る。
100Aサイズの配管用バンド(555円)と厚さ2mmのゴムバンド(178円)があればOK。


ゴムバンドを数センチの長さに切り、配管用バンドでフライホイールに挟む(滑り止め)
配管バンドをボルトとナットでしっかり締めて固定。
配管バンドのボルト部分とLANZAのフレームに適当なつっかえ棒(鉄パイプが吉)を噛ませる。
あとは車体を抑えてフライホイールのボルトを緩めるだけ(ボルトはかなり固く締まっている><が慎重にやればいける!)


ボルトが外れた図(^^
しかしフライホイールはテーパー形状のクランクシャフトに嵌っているのでまだ外せない。


ここでも専用工具「フライホイールプーラー」が必要となるが、M16のボルトがあればOK。
但しボルトのネジピッチは一般的な並目ではなく細目(ピッチ1.5)であること(ここ大事)


配管用バンドのつっかえ棒を時計回りに設置し、ボルトをネジ込む。


最初は固いが、急にスコッと軽くなってフライホイールを外すことが出来る。


ここまで大変そうだが、実はここからが正念場><;
スターターギア抜け止めプレートのネジと、オイルシールプレート?を留めているネジが曲者なのだw
ダイナモカバーにオイル排出用の溝を切ってまでオイル漏れを前提としているのに、そのオイルシールを交換する為に外さなくてはならないこの4本のネジにはタップリとネジロックが(ry
オイルシール交換のラスボス四天王と言ったところかw


旧エンジンではネジ頭を折ってビビリながらエンジンにタップを切ったのは良いおもひでw
しかし!!1 男は失敗から学ぶものである(キリ
今回は全てのネジをうまく外すことが出来た\(^0^)/



カリカリに固まったネジロックの跡。
緩んだ時のベキッ!と言う音に何度チン寒(ry


どうやって外しているかと言うと・・・
手動ショックドライバー!?
左手でドライバーを支え、ネジを緩める方向にトルクをかけつつハンマーで打つべし打つべし!
案外いけます、ハイ(^^;


四天王を撃破してようやくお姫様とご対面~
感動のご対面も束の間、さっさとチェンジしちゃうよ!


オイルシールを確認、明らかにお漏らししてますなぁ・・・
まだ初期症状だが、病状が悪化するとここからエアを吸って最悪焼き付いてTHE・遠藤。


本来ならクランクケースを割って交換するところだが、大胆にもオイルシールにタッピングビスをねじ込んで一気に引っ張る。


初期症状なので固かったが、急にスコッと抜けて尻もちついてもうた(アッハハ
なんとなく座る直前に椅子を引かれた気分・・・


引っこ抜いたオイルシールを確認、内側のリップがめくれ上がってきているのが分かる。
早目に交換しといて良かった。


新品のオイルシールは、リップの形状がしっかりしていて頼もしいw


シリコングリスをたっぷりとw(塗り過ぎ?)


クランクシャフトに均等に押し込み、更にシリコングリスを塗布(どんだけ心配性?)


あとは逆の手順でちゃちゃっと組んでクランクシャフトオイルシール交換作業終了~

お次はクラッチケーブルの交換。

GWオンツーメンバーの知恵と涙の結晶とも言える、140km耐えた上にその後も100km程度持ちこたえたと言う伝説のタイコさんwハーイ!☆
いっそこのままでも(ry


と言う訳にもいかないのでさっさと交換しちゃうよ!バーブー#


クラッチケーブル交換の定番「古いケーブルと新品ケーブルをテープで繋いで引っ張れば簡単に通せちゃうよ!」作戦を実行するもLANZAには通用せず・・・
どんだけメンテ性が悪いんだorz

よくよく考えてみたら、17年間クラッチケーブルを交換したことが無かったw
まめにグリスを注入してたからね!

クラッチケーブルを交換するだけなのに、チャンバーとかタンクとか外さなければいかんのか?
とかなんとか四苦八苦していると、maaaくんが遊びに来てくれた\(^v^)/
いつも生暖かい応援アザースwww


半ばブルーになりそうだったCOSを楽しい話題で盛り上げてくれてありがとうございます!
お蔭でバラすことなくクラッチケーブルを交換することが出来たよ!(そりゃそうだよねw)

近況報告に加え、今後の予定やあんなことやこんなことをキャッキャウフフと盛り上がりつつ気付けば日が暮れてたよ!


LANZAも復調したのでまた一緒に遊びましょう♪
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無題

  • by maaa
  • 2014/05/23(Fri)20:47
  • Edit
ついにLANZA復活ですね!
そして話題にあった自作工具ですがやはり画があるとわかりやすい!となると美味しい所を逃した場面できてしまったのかOrz…

そしてあんなことやこんなことが楽しみでなりませんね!日曜日にでも計画について話ましょ!

(^^

  • by COS
  • 2014/05/24(Sat)13:09
  • Edit
復活はしているのですが、老体故あちらを立てればこちらが立たず・・・
最近は特にメンテの時間が長い様な気がしますw
よって自作工具が活躍する場面に遭遇する確率アップ!?(^^

今後のあんなことやこんなことに備えてバッチリ仕上げていきたいと願っております。
そんな訳で日曜はまったりでよろです~

CLOCK

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